<対象> 以下の全ての条件を満たす方
・ 仕事との付き合い方や、生活全般のバランスなど自分の将来について考えていきたい方
・ ストレス性疾患で、休職や、転職・キャリアチェンジの経験があり、仕事に復帰した方(今後、職場復帰やキャリアチェンジを目指していて、休職中の方、充電中の方の参加も可)
・ メンバーひとりひとりを尊重できる方
※ 原則として、継続的に毎月参加してみたい方を対象とします。
(一度参加してみて合わないと感じられたら、いつでも自由にやめることはできます。また、体調不良や用事などで出席できないときは、休みながらの参加でもOKです。)
<内容〉
メンバー同士の話し合い
※ ファシリテーターとしてカウンセラー2名が参加します
皆さんから話したいテーマを出していただき、話し合いをすすめていきます。
特別な準備や気構えは必要ありません。身体ひとつで気軽に参加してみてください。
会場の様子 ⇒
話したくないとき、話せないときは、無理に話さなくても、参加して聞いているだけでもOKです。
ご自分のペースでご参加下さい。
<参加者からのメッセージ> Hさん(40代男性)より
『わくわく』を辞書で引くと“期待または心配などで心が落ち着かず胸が騒ぐさま、どきどき”とあります。私自身も『わくわくする』というと、期待で胸が『わくわくする』というイメージでした。しかし、心配でどきどきするということも『わくわくする』ことなのです。この『わくわく』という言葉の中にも、期待という部分と心配という部分の両面があるのです。
私が【わくワーク会】に参加するにあたり最初に感じたのが、心配という『わくわく』でした。「何を話せばいいんだろう」「どんな人がくるのだろう」という心配があり、不安な気持ちでいっぱいでした。
新しいことにチャレンジするということは、とても勇気がいりますし、そこに一歩踏み出すのは、とてもエネルギーがいります。何もしなければ、そのまま時間が過ぎていくのかもしれませんが、私は【わくワーク会】にチャレンジすることにより、新しい世界が広がりました。そして、期待で胸が『わくわくする』という気持ちになりました。
自分の体験などを話すことにより、自分の考え方を再認識でき、また他の人の体験や意見を聞くことで、共感できる部分があったり、新たな考えを身につけることができるようになったと思います。そして、何よりも気楽な雰囲気で楽しめる【わくワーク会】であったことが、とてもよかったと思います。
別に【わくワーク会】に参加して、自分が話さなくても他の人の話を聞くだけでもいいと思います。そして、話をしたくなったら話せばいいという、気楽な気持ちで多くの人に参加していただきたいと思っています。私自身も多くの人に会って、いろんな意見を聞かせていただき、吸収できたらいいなと思っています。そして新たなことにチャレンジできた自分を自分で褒めてあげてください。多くの方の参加をお待ちしております。
<ファシリテーターからのメッセージ>
・産業カウンセラー 常光瑞穂
私はカウンセラーとしてこれまでに600人以上の、働く方々のお話を聞かせていただいています。その中にはストレス性疾患による休職という経験を乗り越えられた方々もたくさんいらっしゃいます。「病気で休職」というとネガティブなイメージを持つ方もいらっしゃいますが、休職を乗り越えた皆さんのお話を聞かせていただいていると、「病気になって、いろんなことに気がつけた」「病気になる前より、今の自分が好き」「この体験は宝物」そんなふうによい体験だったという方が実はとっても多いのです。カウンセリングをしながらいつも、「私だけがこんないい話を聞いているのはもったいない!」と思っていました。【わくワーク会】で皆さんと、いろんな体験や気持ちを共有しあえたらと思っています。
・臨床心理士 畑聡美
【わくワーク会】では、参加者が、ありのままのペースで安心していられる場所づくりを心がけています。みなさんと共にゆったりと時間を過ごし、ファシリテーターのわたし自身も、ワクワクしたり、「なるほど!」と思ったり、自分をふり返ってみたり…毎回よい刺激をいただきます。みなさんとの出会いを、楽しみにしています!
「いい人に見られたい症候群」だった私
(うつ病による休職を経験後、職場復帰した会社員Hさんより)
私はいい人に見られたい症候群でした。自分がどんなに忙しくても、人から頼まれると断ることができない。自分が何か人に頼みたいときは、その人が忙しそうに見えると自分で抱え込んでしまう。そして、どんどん辛くなってしまう・・・そんなことが続いていました。それは、いい人に見られたいというよりも、全ての人に嫌われるのではないかという強い意識で、自分が傷つくのが怖かったのだと思います。
“「うつ病」の人には人間関係に行き詰ったとき、周りの平和を第一に考え、集団の秩序を乱すことを恐れ「自分さえ我慢すれば丸くおさまる」という自己犠牲の発想に逃げ場を求めてしまうことがある”と、ある本に書かれてありました。
私もそうでした。周りとうまくやろう。あの人ともこの人ともいい関係を築きたい――そう考えるのは当たり前の行動かもしれません。しかし、だからといって無理に自分を押さえ込んだり、どうしようか悩んでばかりいて、ストレスは膨らんでいく一方でした。
今は、「他人にどう思われるか」ではなく、「自分がどう思うか」が大切だと思っています。また、時には自己主張することで、相手に自分に気持ちが伝わり、周囲も変わっていくことを実感しました。
物事には両面あって、私自身がその人のために行ったことでも、ある人にとってはとてもありがたいことでも、違う人にとってはとても迷惑なことかもしれません。
以前の私は人の嫌な部分を見ると、そこからどんどんその人を嫌いになっていくという傾向にありました。でもその人には、ほかにいい部分もたくさんあって、いいところも悪いところも含めてその人なのだ。そう考えてみると当然、自分にもいい部分と悪い部分があり、それを認めることによりすごく気持ちが楽になりました。世の中に完璧な人間などいないのですから・・・。
私は今まで自分のことがすごく嫌いでした。でも今は少し自分のことが好きになることができました。
私はこの病気を通じて、多くの人と出逢い、関わることにより、たくさんのことを得、たくさんのことを与えられたと思っています。今は、何か新しいことができたら、自分を褒めることができるようになりました。そして、自分を大切にするようになりました。
自分のことを一番知っているのは自分自身だと思います。自分を変えられるのは自分しかありません。それを今、実感しています。